還暦の赤褌、古稀の紫褌作り

2016年1月6日

 年始に古稀、還暦を迎える方がおります。長寿のお祝いですと、ちゃんちゃんこや頭巾がメジャーですが、せっかくなので使える物を贈りたいですね。それで紫と赤の褌を昨年中に作りました。この記事をアップしている時はすでに差し上げた後ですね。

 

1)生地&地直し

 いつもお世話になっている生地屋さんで手配。もちろん木綿です。届いた後、まずは地直し。一晩水に浸けておきます。翌日、ほんの少し洗剤を入れて普通に洗います。色落ちがすごいです。その後普通に干します。本当は半乾きくらいで取り込んで、アイロンをかけるのですが、今回は時間の関係上、完全に乾いてしまいました。もちろんシワがつきましたが、霧吹きとアイロンを丁寧にかけることでまっすぐになります。その後、通常の反物のように巻いて2〜3日寝かせておきます。

 

2)裁断

 サイズは知っているので(その方の好みの)、その通りに裁断します。木綿なので縮むのですが、1)の地直しをしているので誤差はとても少ないです。

 

3)耳縫い

 並み幅の布(晒しの幅)ですと両端は耳になっているのですが、今回晒しではなく新モスと呼ばれる木綿の色付き生地なので、片方、もしくは両端が切りっぱなしになっています。ミシンのジグザグ縫いで耳を作ります。六尺褌や手ぬぐいは、切りっぱなしの方が縁起がいいのですがね。

 

4)くけ抜い

 通常ならこのままミシンで作ってしまうのですが、せっかくのお祝いなので手縫いで仕上げようと思います。紐の両端に房をつけて、洗濯後も輪に戻らないように中心に縫い目をつけます。紐は端を塗ってから裏返すのではなく、くけていく方法をとりました。

 

5)仕上げ

 最後にもう一度、軽く洗濯(色落ちをなくすため)して、アイロンをかけて出来上がりです。

今回は透明フィルムの袋に熨斗をつけます。

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あぼちゃんが本になりました。