先月末は強い冬型で各地で大雪でしたね。まだまだコロナ禍ですが、やっと寒さも緩んできたなあというこの頃。「弥生」は草木がいよいよ生い茂るという意味があります。
お正月飾りに使われることが多い福寿草ですが、野生のものは2月過ぎてから花が咲きます。光や温度に敏感で、花びらを開いたり閉じたりします。寒い時期に咲くので花の中の温度を下げないようにしているらしいです。花は生殖器ですからね。
もうすぐ本格的な春がやってくるなあという頃に咲き出すのが梅です。いろいろな種類があります。そしてとても良い香りですよね。桜と違って咲き方も散り方もいろいろです。実は梅干しにするのが有名ですが、これは江戸時代に各藩が非常食として梅干しを作ることを推奨したかららしいです。
今月の終わり頃には菜の花の黄色い花が線路脇や土手などで見られるようになりますね。昔はタネから菜種油をとって、照明から食用にまで使っていたそうですが、今はほとんど見ませんね。
「サバトへの出発」アルベールの模写。上質紙、デジタル加工(サバトとは悪魔と魔女が集まる、春になる前の二月の初め頃に行われる魔宴や夜会と呼ばれる集会です。)
参考文献・資料
「日本の行事・暦」
「季節の花300」
「くらしのこよみ」
「旬の食材百科」
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六月6月1731