早いもので今年ももう最後の月となりました。日本の暦や行事には縁起を担ぐものがたくさんあります。新年にはその年の年神様がやってくるので、その準備を12月13日の煤払いから始めます。これは単なる大掃除ではなく、神聖なもので、仏壇や神棚から掃除をします。玄関に注連縄を飾るのは、神様がいらっしゃるのに神聖な場所と示すためです。
また22日は冬至です。この日は最も昼が短い日で、太陽の力が最も弱い日です。こう聞くと不吉な日と想像しがちですが、夏至から冬至に向かって衰えていた陽の気が、これからはどんどん復活してくるので、これまで悪いことが続いていたけれど、これからは良いことがどんどんやってくるという意味合いもあるのです。
花屋にもシクラメンが並び始めました。日本に持ち込まれたのは明治末期の頃です。原産国はトルコ。たくさんの園芸種があります。
垣根や植え込みによく使われる山茶花(サザンカ)は日本原産です。椿とよく似ていますが、山茶花は花びらが一枚ずつ散っていきます。椿は花ごと、ボトっと散りますね。
ヘーラー(画用紙)ゼウスの妻ですね。
参考文献・資料
「日本の行事・暦」
「季節の花300」
「くらしのこよみ」
「旬の食材百科」
vol. 58霜月|57神無月|56長月|55葉月|54文月|53水無月|52皐月|51卯月|50弥生|49如月|48睦月
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六月6月1731