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七月に入ると毎年夏の風物詩と呼ばれる催し物が各地で開かれますが、今年はコロナの影響で中止のところが多いですね。東京でも入谷の朝顔市や浅草のほうずき市は中止です。下旬のスポーツの日(オリンピックの開会式・延期)は休日ですが、なんだか変な感じですね。

一日は半夏生、この日は半夏(はんげ)という毒草が生えてくる時期で農作業はしないという慣わしがあります。七日は七夕ですね。ずっと関東地方に住んでいるのでこの時期は梅雨。この日に天の川を見た記憶があまりないです。小暑、旧暦のお盆、大暑と続き夏も本番になります。

この時期の夏の花というと朝顔という方も多いのではないでしょうか。奈良時代に中国から伝わり、日本で一番発達した園芸植物です。小学校の理科の時間にも登場しますね。最近ではグリーンカーテンでも注目されています。花屋で売っているのはほとんどが行灯造りなのでグリーンカーテンにするには、タネから育てなければなりません。ベランダで挑戦したことがありますが、窓全部を覆ってしまうほどにはできませんでした。

本格的な夏野菜の季節です。茄子、胡瓜。トマトなどお馴染みですが、実はトマトは高温多湿に弱いので、栄養価の高い旬は真夏ではなく、春と秋だそうです。ハーブ類も育ってきます。トマトに合うのがバジルですが、たくさん収穫できちゃいますね。保存方法として塩漬けがおすすめ。広口の瓶などに塩とバジルを交互に入れておきます。塩にもバジルの香りが移っているのでそのまま使えますよ。

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参考文献・資料

「日本の行事・暦」
「季節の花300
「くらしのこよみ」
「旬の食材百科」

vol.41

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